ウィッグの寿命は?

せっかく購入したウィッグ。長く使いたいと思う一方で、日頃のケアがなおざりになってしまうことも多いです。みなさんはいかがですか?
特に、脱毛の症状で医療用ウィッグを購入された方は、ウィッグとの付き合い方を考えることも多いと思います。
ウィッグには寿命があるので、どれだけ丁寧にケアをしても、長い期間使用すると傷んできます。ウィッグの寿命の目安、ケアの手間などを考えて、ウィッグとの付き合い方を整理してみたいと思います。
ウィッグの寿命
私の経験では、平日8時間の使用で…
医療用ウィッグの寿命:1年~2年
ファッションウィッグの寿命:3ヶ月~6ヶ月
くらいです。
まず、ウィッグの寿命が来たと感じる基準を考えてみます。
- 毛が色褪せる・茶髪っぽくなる
- 全体的に毛量が少なくなってくる
- 裏地から毛が飛び出してしまっている
- 毛がちぢれる・ごわつく
このような状態が特にひどくなったら、ウィッグの寿命だと思っています。ウィッグに少しづつ不自然さが現れてきて、着用して外出するのにも迷うことが多くなってきます。こうなると、ウィッグのケアでは元に戻らないです。


ウィッグの寿命を長くする
ウィッグの寿命は、ウィッグのケアを適切に行うことで長くなります。愛着のあるウィッグをできるだけ長く使い続けるためのケアを整理してみます。
- ウィッグ使用後はブラッシングする
- ウィッグスタンドで保管する
- シャンプー・コンディショナーで定期的に洗う
詳しい方法は、ウィッグ専門店リネアストリアさんのページが画像つきで詳しいです。よろしければご覧になってください。
ウィッグの寿命が縮まないようにする
ウィッグの扱い方によって、ウィッグの寿命が縮みやすくなる場合があります。ウィッグの傷みにつながりやすい扱い方をまとめてみます。
- 絡まったウィッグへの無理なブラッシング
- シャンプー・コンディショナーの頻度が多い(毎日・毎回)
- ウィッグ店でウィッグの使用方法を確認しましょう。
どれもウィッグをケアするときに心掛けておくことです。こういった扱い方をすると、ウィッグの寿命が縮んでしまうかもしれません。できるだけ避けるようにしたいですね。
毛が絡まったウィッグは、手ぐしでざっとほどくとブラッシングしやすくなります。
ウィッグの質にもよりますが、ウィッグを洗う頻度は2回~5回に1度程度だと感じます。汗やほこりが付着したままにしておくと毛が痛みやすくなるので、使わない期間が長くなりそうなら1度洗って保管しておくと良いと思います。
普段のケアを丁寧にするかどうかがウィッグを長く使うためのポイントかなと思います。愛着を持って長く使っていくからこそ、日頃のケアを大切にしたものです。